寸法の測り方
子供物の着物の仕立て、あるいは寸法直しをされる際の、必要な寸法についてご案内いたします。
いずれの場合も、それほど多くのサイズを計測する必要はございません。
「着丈」と「裄」が分かれば充分でございますが、どちらも「身長」から換算することも可能です。
着丈の測り方
「着丈」とは、着物の背中心で「衿付け止まりから裾まで」の寸法です。
人の体で計測する場合は、「首の付け根のグリグリから足のくるぶしの隠れるところまで」の長さとなります。
裄の測り方
「裄」とは、腕の長さに関わる寸法です。
腕を水平にまっすぐ上げた状態で計測します。
「首の付け根のグリグリから手首のグリグリの隠れるところまで」の長さとなります。
子供物の場合、「身丈」と「着丈」は、ほぼ同じです。
その他、羽織や被布、袴などの寸法
「身長」より、適当な寸法を割り出します。